現在、Apple社より発行され、Apple製品などを購入できるギフト券として知られるAppleギフトカード。
これとよく似たもので、少し前に「iTunesカード」という名称を耳にすることも多かったと思います。
このiTunesカードとAppleギフトカードにはどのような違いがあるのか解説します。
Appleには複数のギフトカードが存在している
実はApple製品が買えるギフト券には、AppleギフトカードとiTunesカードの他、Apple Storeギフトカードというものも存在します。
それぞれ、順を追って解説していきましょう。
iTunesカードってどんなもの?
iTunesカードは、正式名称を「App Store & iTunes ギフトカード」と言います。
ただし以前の正式名称は「iTunesカード」であり、その後この名称に変わったものの、あまり区別されず、iTunesカードとして呼ばれ続けた背景があります。
このカードはアプリやゲーム、映画や音楽といったAppleの提供するコンテンツ系の買い物に使うことのできるギフト券でしたが、現在は販売されていません。
Apple Storeカードとは?
一方のApple Storeギフトカードとは、主にApple製品やアクセサリ類といった実体のあるものの購入のためのものとして使われていた点が、デジタルコンテンツの購入に主に使われていたiTunesカードと異なっています。
ただ、これらの区別がネット販売やデジタルコンテンツが主流になるにつれ使い分けが難しくなったことなどから、統合されてAppleギフトカードとなりました。
Appleギフトカードの誕生は2020年で、ギフト券としてはかなり新しいのです。
現在はAppleギフトカードに統一されている
現在ではAppleが公式に販売しているギフトカードはAppleギフトカードに統一され、iTunesカードもApple Storeギフトカードも販売されていません。
ただし利用は現在でも可能なので、もしも持っていたら、諦めて捨ててしまわずに、とっておくようにしましょう。